現在のBCGワクチン、溶解液保存のための容器には生理食塩液が入っています
この生理食塩液自体には問題はありません
ただ、この溶液をいれるガラスアンプルから極微量のヒ素が検出されています
健康に問題はない、と報道されてますが例えると
私達日本人がよく食べている ひじき1g の2000分の1 程度だと考えると良いでしょう
(BCGを2000回接種してようやくひじき1gに含まれるヒ素の量)
英国やカナダでは2004年にひじきを食べないようにと勧告していますが国によってことなってます
参考 東京都福祉保健局 ひじきに含まれるヒ素
現在の容器の使用は少なくとも2008年以降の製品ですが、
これまでこの微量のヒ素による健康被害の報告はありません
新たな材質による生産が現在おこなわれており、流通するのが11月中旬から下旬
実際に医療機関に届くのが遅れることを考えて、12月上旬だと日本BCG製造株式会社がアナスンスしています
乾燥BCGワクチンの添付溶剤について 保護者の皆さまへ(日本ビーシージー製造株式会社) BCG接種は定期接種、公費で可能です 通常生後5ヶ月から8ヶ月に接種します 那覇市の場合生後1歳までなら公費で無料となります
新しい容器のBCGが流通するまでの間、他の予防接種をすすめておくのも一つの方法です
ただ、11月~12月で1才を過ぎるとBCG接種は定期接種として認められません 那覇市の場合、国からBCG接種中止の通達がないため行政として1歳過ぎたら公費としては認めないようです (電話確認済)
新しい容器のBCGが流通するのを待つ間に1才過ぎてしまう場合、接種するのかどうするかは、 かかりつけの医療機関との相談になるでしょう
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